21世紀型スキルを磨く!
特に創造性とイノベーションを学ぶためには、それに対するニーズの高い社会的な環境とセットでプログラム化しなければ、十分な成果は得られないと思われます。
学校は常に、教育力を向上し、教育効果を高めるという社会的課題と向き合っています。
知識基盤社会と言われる21世紀は「学習は個人のもの」という観点から、公に資する学びへと価値を広げると考えられます。学校に求められる社会的課題とセットにした一種の「イノベーション学習」は、21世紀に求められる学びの形態の一つになると考えます。
21世紀型スキルは「協調的問題解決」に関するこれからのスタイルです。
そこにフューチャーセンターという仕組をいれ、特別活動などのプロセスや教育成果、評価を「見える化」していこうという動きの一つです。
「より良い学校を創ろう!」という社会的な課題に取り組むことで、思考力、判断力、創造力といった領域横断的な力が育まれるのではないか。
21世紀の基盤を創るといわれる知的資本経営から北欧で始まった「フューチャーセンター」と呼ばれる、社会的課題を解決するための手法を学校や地域でいかすことで、明示的に子どもたちの「生きる力」を育み、社会総がかりで教育に関わるという仕掛けを作る実験的な取り組みです。
奈良県立桜井高校に協力校となっていただき、文部科学省の実践研究事業に取り組んでいます。
関連記事リンク
http://www.nara-np.co.jp/20140420165707.html